ディズニーの話。
人生は冒険だ 地図はないけれど
宝物探そう 信じて Compass of your heart
無事に帰ったら 君のまわり 見てごらん
友達こそ宝 信じて Compass of your heart
コンパス・オブ・ユア・ハート / 東京ディズニーシー「シンドバット・ストーリブック・ヴォヤッジ」より
ということで突然ですがディズニーの話をします。春ですし。(??)
皆様のように見出しを凝ったりはできないためかなり読みにくいだろう&見切り発車なのでどの程度の長さになるかわからないのですが、お付き合いいただけると幸いです。
あと完全に独断と偏見です。それを踏まえてお読みください。
……というかぶっちゃけ公式サイトとか他のガチ勢ブログを読むほうがためになる気がします。
そもそも「ディズニー」とは?
さて。
日本で「ディズニー」と呼ばれるパークは2つあります。
夢と魔法の国である「東京ディズニーランド」(以下、「ランド」)
冒険とイマジネーションの海である「東京ディズニーシー」(以下、「シー」)です。
ざっくり(偏見で)説明すると、
・シーのほうが新しい
・ランドのほうがディズニーキャラクターに振っていて、シーは雰囲気重視
・シーではお酒が飲めるがランドは完全禁酒
みたいな感じです。
「ランドが子ども向けでシーが大人向け」と言われることもありますが、それはキャラクター性やお酒の有無あたりが原因かなー??
ちなみにわたしはシーのほうが好きです。お酒が飲めるので。(そこ??)
パスポートの話。
パーク内に入るには、ディズニーチケット(パスポート)が必要です。夢の国への入国料金ですね。パスポートがないと入国させてもらえません。
ただパスポートさえ買ってしまえば、パーク内のアトラクションやショーは遊び放題見放題!
別途必要になってくるのは飲食代、お土産代くらいですかね。景品の貰えるゲーム(玉転がしゲーム等)は別料金が必要です。
さて、ではパスポートの説明を軽く終わらせてしまいましょう。
ディズニーの一番デフォルトなパスポートは1dayパスポート(大人7400円)でしょう。名前のとおり、1日ディズニーを楽しむパスポートです。
基本的には事前に購入しておくのが良いでしょう。当日券もあるのですが、並ぶので……。
全国のディズニーストアやネットで買えるので、日付とパークを決めて買っておきましょう。
……そうです。1dayパスポートは、購入時にどちらのパークで遊ぶかを決めなければなりません。
つまりこの2つのパークは、基本的に1日で両方を回ることは出来ないのです。(同日の1dayパスポートをランド・シーの両方で買うことも出来ますが……)
なので、「いつ行くか」「どちらのパークに行くか」、同行者と相談するところからデートは始まります。
ちなみにですが、アフター6パスポート(平日午後6時以降入園可、大人4200円)やスターライトパスポート(休日午後3時以降入園可、大人5400円)というパスポートも売っています。
このパスポートを使えば、「丸1日は疲れるかも」「日中は他で遊んで、夜のショーだけ見よう!」なんて楽しみ方も出来ます。(なにせディズニー、長い時は8時~22時まで開園しているのです)
ただし、時間・アトラクションによってはファストパス(詳しくは後述)の発券が終了していることも見込まれますのでご注意ください。
ファストパスの話。
ということでファストパスの説明です。
ざっくりいうと、「アトラクションの待ち時間短縮アイテム」です。
人気のアトラクションだと、平日でも1時間待ちがザラなのがディズニーというテーマパーク。だけどこのファストパスを使えば、10分程度の待ち時間でアトラクションに乗れちゃうんです!
まず、乗りたいアトラクションのファストパス発券所へと向かいましょう。
発券所の機械へパスポートをかざすと、そのアトラクション用のファストパスが発券されます。
このファストパスには、「アトラクション名」「利用時間」「次にファストパスが取得可能になる時間」が書かれています。
「利用時間」内に、アトラクションのファストパス待機列へ並ぶとあら不思議、するすると列が進んですぐにアトラクションに乗れちゃう!というわけです。
まぁ詳しくは公式HP(https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/guide/fastpass.html)を見てください。公式の説明のほうがわかりやすいです。
ちなみにこのファストパス、対象アトラクションが限られており、かなりの混雑が見込まれるアトラクションでのみ発券できます。
「えっ!じゃあ朝一で対象アトラクション全部でファストパス発券すれば良いじゃーん!」って思った方なんていませんよね?
それが出来ないように、「次にファストパスが取得可能になる時間」がファストパスに書かれているわけです。
基本的にはざっくり2時間ごとにファストパスが発券できるように設定されています。
朝8時にアトラクションAのファストパスを発券したら、朝10時までは他のファストパスは発券できない、というわけです。
上手いこと出来てますね。
また、「利用時間」を過ぎてのファストパス利用は出来ません。「5分くらい遅れても……」なんてのも駄目です。
一人例外を作ってしまうと、我も我も、となっちゃう可能性がありますからね。時間はきっちり守りましょう。
慣れていないとパーク内での移動時間も想像出来ないですし、ファストパス利用時間になったらすぐさまアトラクションへと移動するのが安心かなと思います。
ちなみにこのファストパス、1日の発行枚数が決まっています。「トイストーリー・マニア!なら1日xx枚だけ発行する」みたいな感じですね。
なので、人気アトラクションだと午前中のうちに発行枚数に到達してしまう、なんてことも……。
絶対に譲れないアトラクションは、朝一でファストパスを取りに行くのが無難です!
※突然ですがところで、以下、ランドのものは緑字、シーのものは青字で表記します。
※マップを見ながらのほうがわかりやすいかもしれないです。
公式HP(https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/map.html、https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/map.html)からダウンロードするなりしてご覧ください
アトラクションの話。
やったー!!!!!!本題です!!!!!!!!ここからは私の好きなものの話をひたすらします!!!!!!!!!!!!!!!
ということで、まずはアトラクション。
ランド:https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/attraction.html
シー:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction.html
ディズニーのアトラクションは、大きく分けて3種類あるかなー、と思います。(独断と偏見ですよ悪しからず)
1つ目はいわゆる絶叫系。ジェットコースター等、縦揺れ横揺れが起きるものです。お酒飲んでから乗るとやべぇやつですね。
2つ目はお子様でも楽しめるタイプのアトラクション。乗り物に乗るけど、絶叫系のように揺れたりはしないやつです。
3つ目はショー型アトラクション。パークでは毎日、決まった時間にショーが行われているのですが、それとは別です。決まった時間に行われるショーの話はまた後でします。気力が持てば。
1つ目、絶叫系の話。
ビックサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテン、スペースマウンテン、レイジングスピリッツ、センターオブジアース等、いわゆる普通のジェットコースターです。
とはいえディズニーなのでそこまで怖いわけではないのですが、スプラッシュやセンターオブジアースは最後にドーン!と落ちますし、スペースは真っ暗闇を駆け抜ける、レイジングスピリッツは途中で一回転するので人によっては注意が必要です。
私はスプラッシュマウンテンの曲がめちゃめちゃに好きです。めちゃめちゃに好きです。
スプラッシュマウンテン、元ネタの映画(『南部の唄』)が諸事情でもう見れないのですが、どうにか観てみたいなぁと思いますね……ぐぬぬ。
ちなみにタワーオブテラーというフリーフォールアトラクションもあるのですが、私がフリーフォール苦手すぎて一度しか乗ったことがないです。なのでなにも話せないです。
ただ、タワーオブテラー、世界観が秀逸です。普通に怖いです。わりと新しめなアトラクションだということもあって、並んでいるときの雰囲気や小物等が素晴らしいです。普通に怖くなります。ていうか無理です。しかもフリーフォールでしょ、もう無理です。
2つ目、お子様での楽しめるもの。
だいたいディズニーのアトラクションはこれになるんじゃないかな、と思います。
たとえば、木製トロッコに乗って『ピノキオ』の世界を体験するものや、小舟でジャングル探検するもの(ジャングルクルーズ)、魚になってニモと一緒に遊ぶもの(ニモ&フレンズ・シーライダー)、3D眼鏡をかけて的当てゲームをするもの(トイ・ストーリー・マニア!)等々。
私が特に好きなのは、インディ・ジョーンズ、イッツ・ア・スモールワールド、ピーターパン空の旅ですね!
インディ・ジョーンズは、横揺れはするのですが大きな落下はないのでこちらに入れました。これは最後のちょっとした落下(ほんとにちょっとした落下)で写真が撮られます。左側の気持ち上側にカメラがあるので、目線を送ると良いでしょう。
スモールワールドは、その名のとおり『小さな世界』の曲に合わせて、たくさんの人形たちの世界を船で旅するような話です。
国や大陸でエリアが分けてあり、人形たちが民族衣装を着て踊っています。可愛い。『小さな世界』の曲も、国の言語ごとで歌われています。可愛い。
服装や背景の建物等で「あれはあの国!こっちはあそこ!」って話しながら乗るのも楽しいですよ。
最近リニューアルされて、ディズニーキャラクターも出て来るようになりました。アリエルやピーターパン、アラジンなどがいます。
ピーターパンは、なんと天井から吊り下げられたヨットに乗って、ピーターパンの世界を旅するアトラクションです。特に怖いところはないですし、上から見下ろすピーターパンの物語も素敵なので是非。特にお子様連れにオススメかなと思います。
……ただし。注意してほしいアトラクションもあります。
ニモやスターツアーズは、わりと酔います。座席ごと動くタイプのアトラクションなのですが、わりと酔います。少なくとも私は酔います。特にニモ。
また、特に白雪姫にはご注意ください。
「白雪姫」というと、継母に毒リンゴを食べさせられて眠ってしまうも、王子様のキスでめでたしめでたし♪というハッピーエンドストーリーを思い浮かべてしまいますが、これはそんなアトラクションではないです。言ってしまったらバッドエンドっぽい終わり方ですらあります。ホーンテッドマンションよりも怖いまであるアトラクションです。お子様と乗る場合はご注意ください……ほんとにわりとふつうに怖いので……
3つ目、ショー型アトラクションの話。
スティッチ・エンカウンター、ミッキーのフィルハーマジック、タートルトーク、マジックランプシアターあたりですね。
大人数の収容できるホールみたいなところで、みんなで一斉に映像を見る、みたいなタイプのアトラクションです。なのでわりと待ち時間も短め。
スティッチとタートルトークは、画面に映るキャラクター(スティッチ、ニモに出て来る亀のクラッシュ)とリアルタイムに会話ができます。基本的には挙手制で、指名されたら彼らと会話できる、って感じです。
いやこれすごくてですね!!!!まず私たち側がどんな質問やどんな話をしてもちゃんと拾ってくれるんですよ!!!!!しかもしかも、ちゃんと口や手足がリアルタイムでめちゃめちゃに動くんです!!!!!!!すごいの!!!!!!!!ほんとに会話してるの!!!!!!!
もちろん、会話ですので、お客さんが入れ替われば話の流れも変わってきます。とはいっても大まかな流れは一緒なのですが、いやぁ彼らのアドリブ力はすごいですよ!!!!!これは何回でも体験できるレベルです。タートルトークから出てもう一度タートルトークに並んだりしましたもん。だってお客さん側がする質問は毎回変わるし。楽しいし。
ということでめちゃおすすめアトラクションです!!!!!
ちなみにフィルハーマジックとマジックランプシアターは3D眼鏡をかけて鑑賞するものです。
フィルハーは、往年のディズニー映画キャラクターが持ち歌を引っ提げてスクリーンに現れるのでディズニー好きには本当にオススメ。私は毎回宝石に手を伸ばしちゃうし、ピーターパンからアラジンの流れでうるっとします。
マジックランプシアターは、なんだろ、アラジンのジーニーがはちゃめちゃする話です。私はこのショーに出て来る(かませ役の)シャバーン様が大好きです。シャバーン様から薔薇渡されたい。
とにかく!!!このタイプのアトラクションは本当に!!!!おすすめなので!!!!!!!是非どうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……ただし、特にスティッチとタートルトークは中の人やお客さんで当たり外れがあるもの事実ではありますが。
キャラクターの話。
え、これブログ書き終わらなくない……?という気持ちになってきました。1時までには投稿して寝たいのであっさりめにしていきます。
ディズニーといえば、ミッキーをはじめとする愛らしいキャラクターたち。
パークではそんなキャラクターたちと写真を撮ることができます!
しかし。写真を撮る方法は2つありまして。
1つ目は、いわゆる整列グリと呼ばれるもの。ミッキーの家などがそうです。
みんなで列に並んで、順番にキャラクターと写真を撮っていきます。順番なので、並びさえすれば絶対に写真が撮れますし、ちょっとの間キャラクターを独り占めできるのです。
ミッキーやミニー、ドナルドなどが対象です。
2つ目は、フリーグリ。
パークに突如現れるキャラクターの周りで「デール!私と写真撮ろう!」と呼び掛けて、キャラクターが反応してくれたら写真が撮れます。
ただし、たとえば引っ込み思案な人や恥ずかしがり屋な人など、声かけが苦手な人にはつらいものです。一応キャラクターやスタッフ(キャスト)のみなさんも注意深く見てくれてはいますが、積極性がないと難しいですね……。
ちなみに私の大好きなチップとデールは整列グリがないので、わりとつらいです。小さい子たちを見ていると、「この子たちはすごく楽しみにしてディズニーに来ているのかもしれない、それを邪魔するわけには……だって私いつでも来れるし……」とか考えちゃって難しいです。でもしばらくくっついて歩いているとキャラクター側から反応くれたりするので結果的に写真撮れるんですけどね。
またこのキャラクターたち、面白いくらいにきちんと「キャラクター」としての個性を出してくれます。
あるとき、パーク内ゲームに成功した私は、その景品のデールぬいぐるみを抱えてドナルドの整列グリへ行きました。ドナルドに「見て見て!可愛いでしょ!」と見せると、ドナルドは固まって「え……なんでこいつなん……?僕じゃないん……?」みたいな反応をしてくれたわけです。
同日、ミッキーに会いにいくと、「可愛いぬいぐるみだね!え?お姉さんが取ったの!?すごいじゃない!」と拍手をしてくれました。個性が出てますね。楽しい。
ちなみにキャラクター以外にも、パーク内には面白い人たちが出没します。
バンドやブラスバンドをやるグループ(https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/atmosphere/detail/994/)や、パントマイム調(?)のパフォーマンスをするお兄さん(https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/atmosphere/detail/996/)等ですね。
アトラクションだけでなく、この辺を楽しむのも良いのではないでしょうか?
ショーの話。
季節ごとのショーなど、いろいろやってます。(ちょっと終わりが見えなくてつらくなってきてます)
このブログの読者のだいたいは「2時間も3時間も座りっぱなしでショーなんて待てないよ!他にもしたいことあるし!」という方々だと思います。
そう、季節ごとのショー等、見やすい場所で見ようとすると、平日でも最低1時間は待たないとダメなんですよね……。
しかし!しかし!
ショーによっては抽選で席を確保できるものもあるのです!
その中での私のオススメが、ビッグ・バンド・ビート。
ミッキーがドラムを叩きます。イチオシです。それがなくともふつうにミュージックショーとして楽しいのですが、いやもうドラム叩くミッキーが素敵すぎるのでみんなでミッキーの女になりましょう。私はミッキーの女になりました。
食べ物の話。
うおおおお疲れてきたぞ!!!!ということであっさりめにいきます!!
ディズニーといえば、ポップコーン!ですよね?
私はガーリックシュリンプ味が好きです。お酒に合うので。
あとカレー味ポップコーンは売り場付近が完全に飯テロです。なんでカレーのにおいってあんなに食欲そそるんですかね……?
もうほら公式HPにちゃんと書いてあるからみんな見てください(丸投げ)
ランド:https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/menu/popcorn_taste.html
シー:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/menu/popcorn_taste.html
おすすめレストランの話をします。
基本的には席数の多いレストランが好きで、予約しないで良いところばかり行きがちです。とはいえ昼時は、まるで大学の食堂のようにレジ付近が混雑するので少し時間をずらすのがおすすめ。
特に好きなのはザンビーニ。シーにあるイタリアンのお店です。カスバ・フードコートやハングリーベア・レストランはカレーのお店で飯テロです。完全に飯テロです。ハウス食品提供なのでふつうに美味しいです。
さて、「ディズニーのご飯は高いくせに美味しくない」という話を耳にすることがあります。
私は特にそうは思いません。ふつうに食べれるよ??なんならカレー美味しいよ??って感じです。まぁ私が味覚オンチなのかもしれませんが。
「高いじゃん」という人もいますが、結構がっつり量のあるものが多いので、私はだいたい7割くらいでおなかいっぱいになります。
ということでレストランの話は終わりです。
食べ歩きの話をします。
ポップコーン以外にも、食べ歩きに向くものはたくさん!あります!
というころで特に好きなものはですね、ミッキーのトレーラーのスプリングロール、バーナクル・ビルズの骨付きソーセージ(とビアカクテル)、シーサイドスナックのうきわまんあたりですね。
サルタンズ・オアシスのチャンドゥ・テールという、虎のチャンドゥのしっぽを模したクリームチキンまん(?)みたいなものが大大大好きだったのですが、動物愛護団体から「尻尾を使うな!可哀想だろ!」とクレームが入ったのか、今はなんの変哲もないチキンカリーまんに変わってしまいました。悲しい。
ついでのアトラクションの話に戻るのですが、シンドバッド・ストーリブック・ヴォヤッジという、シンドバッドと一緒に旅するアトラクションで流れる曲が最高に最高です。心のコンパスに従ってみんなで冒険しましょう。冒頭の引用文はそのアトラクションで流れる曲です。
お酒の話。
お酒の話なので必然的にシーのみの話になります。
ひとまず公式HP(https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/fantasy/easter2019/tds/menu02.html)をご覧ください。
お酒があるのがわかりましたでしょうか?
今、ディズニーではイースターイベントが開催されていますが、このイベントごとで限定カクテルが販売されています。今回は春ですし爽やか可愛い系カクテルが多いですが、ハロウィンの時期だと色味がもっとおどろおどろしくなったり、クリスマス時期はホットカクテルになったりします。
これをね、昼間から飲むのがね、好きなんだ……
ディズニーシーという雰囲気全振りしたみたいな空間で、「私はこの世界の住人で、休日の昼間からお酒を飲んでいる」みたいな妄想をしながら堪能するわけですよ。楽しい。ちょー楽しい。
レストランにもビールくらいはあるのですが、特にお酒が飲める場所でおすすめなのはテディ・ルーズベルト・ラウンジです。
とにかくまず見て。(https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/restaurant/detail/429/)
……いやもう雰囲気めっちゃ良くないですか!?めっちゃ良いんですよ、待ったりゆっくりできるんですよ。カウンターはカウンターで楽しいし、奥のソファ席はめっちゃゆったりできるしもう本当に休憩には最適。並んでることもあるけど。
ここは確か月ごとでオリジナルカクテルを出してます。
「でも、ゆーてテーマパークのお酒でしょ??」と思ったそこのあなた。
わりとがっつり酔います。私は酔います。ていうかまずビアカクテルとかは量が多いです。びっくりです。
テディ・ルーズベルト・ラウンジのオリジナルカクテルもわりと強めのときもあって笑いました。そのあとにニモに乗るのをやめたくらいです。
風景の話。
まずはこの写真を見てくれ。
どう!?素敵空間じゃない!?!?
特にシーで顕著なのですが、「そこに住んでいる人たち」の生活が透けてみえるというか、それを想像するのにじゅうぶんな材料がそこたらじゅうに転がっているのです。
で、それを見ながら、「この部屋に住んでいる人はこういう生活なのかなー」とかそういうことを想像するわけです。ちょー楽しい。
しかし。But,yet,however。
こういう楽しみ方が苦手な人がいるのもわかります。わかりますよきっとinoさんとかは自主的に妄想するの苦手そうだなって思ってます(偏見)
そこで大事になってくるのがバックグラウンドストーリーです!いわゆる「設定」ってやつですね。
「アトラクション名やレストラン名 バックグラウンドストーリー」とかで検索するとすぐ出て来るし、wikiや公式HPにもちらっと書かれてたりしますが、今一つ、例を挙げておきたいと思います。
ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントエリアには、ニューヨーク・デリという人気の軽食カフェがあります。
このカフェ、よく見るとインテリアに統一感がありません。あっちのほうにはペンキ等の道具、こっちのほうには舞台衣装……。
店主がテキトーにお店を作ったのでしょうか? いいえ、違います。
元々このニューヨーク・デリ、もっとこぢんまりとしたお店だったのです。
しかし、ブロードウェイの舞台などの影響で大繁盛!
流石に狭すぎるので移転したほうが良いかな、と店主が考えていたところ、ニューヨーク・デリのことが大好きな近隣住民が、移転を反対。自らのお店(小道具屋、衣装屋、カメラ屋など)を貸し出すことにして、ニューヨーク・デリを存続させたのでした。
というようなバックグラウンドストーリーが、アトラクションやレストランごとにあるのです。
ちなみにニューヨーク・デリの話はこちら(https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/restaurant/detail/422/)
どうですか??楽しくなってきませんか??妄想しやすくなってきませんか??
ディズニーは、こういう細かいところまで世界観を作り込んでいるのです……!
小ネタの話。
疲れてきました。特にinoさんが楽しんでくれそうな(偏見)小ネタをまとめて紹介します。
隠れミッキー
有名ですね。パークの至るところにあるらしのですが、私は1つしか見つけたことがありません。何故ならパークを楽しみすぎて、隠れミッキーを探すことを忘れているからです。反省。
海底二万マイルの深度計
正確な名称がわかりません。
海底二万マイルはこういうアトラクション(https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/224/)で、結構「つまらない」みたいな評価が多い印象があります。
さてみなさんHPにある写真をご覧ください。潜水艇の窓から海を覗いているカップルの頭上、なにかメーターのようなものがありますね?
これ。これがおすすめポイントです。
潜水艇なので深く海に潜っていき、アクシデントで古代海底遺跡のようなところへ迷い込んでしまうのですが、そのときにちゃんとこの深度計みたいなメーターの針が動きます。ちゃんと。飾りじゃないんです!ちゃんと、潜水艇の位置を示してくれているのです!
あとこのアトラクション、ほんとに「水の中に潜った」みたいな表現がされたりするので世界観が最高だと思います。
待機列の展示品
タートルトークというアトラクションは、SSコロンビアという大きな船の中にあります。
タートルトークの待機列では、このSSコロンビア造船までのニュースや設計図、イメージイラストなどを見ることができます。
ね?「本物」っぽいでしょう?
こういう似非新聞などは、「この世界ではSSコロンビアはこうやって生まれた」という「設定」に深みを持たせるのに効果的です。すごい。好き。
基本的にアトラクションの待機列は凝っているものが多いので、楽しんでいただけると嬉しいです。
エリア間の水の音
これはもう何度も話している気がする。特にシーで顕著です。
シーは、いくつかのエリアに分かれています。(https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/map.html)
エリアごとにBGMが違っているのですが、エリアの境目だとBGMが混ざっちゃいそうですよね。
それを防ぐために、エリアの境目では「水の音」が流れていることが多いです。滝とか。
つまり、エリアAのBGM→水の音→エリアBのBGMと聴こえるようになっていて、BGM同士がけんかしないようになっているのです!
パークへ訪れた際は、エリアの境目で耳を澄ませてみるのも良いですね。
参考になるかもしれない話。
1時過ぎました。眠いです。ごめんなさい力尽きてます。誤字脱字チェックとか読み直す気力もないです。温かい目で読んでください。
もうあれです、このブログを読んで、公式HPみて、あとは個別具体に訊いてください。いっぱい話します。ほんとはアトラクションの非常口を探す遊びとかの話もしたかった!!でもこれは完全に陰キャっぽい発想!!!
ということで参考になるかもしれない話です。
その1。Todayは絶対に貰うこと!
Todayとは、いわゆる今日のパーク案内冊子です。入場したらすぐのところに置いてあります。
貰っておくと良いと思います。あと一緒にマップも置いてあるのでそれも。
Today、今日のショースケジュールを把握したりするのにも便利なのですが、一番楽しいのは隠れミッキー探しです。
Todayの表紙のどこかに隠れミッキーがいるので、アトラクションの待ち時間に探すと良いぞ!
(ちなみに隠れミッキーはお土産袋にもいるぞ!)
その2。待ち時間表示アプリまじ便利
これです。https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/guide/app.html
他にも非公式アプリがあります。どれかは入れておくと便利です。
「あのアトラクション空いてるし、乗っちゃおう!」とか出来ます。まじ便利。
その3。混雑予想をチェック
「ディズニー 混雑予想」とかで調べるといろんなサイトが出てきます。
遊びに行く当日の混雑予想をチェックするのは大事です!
「平日だし混んでないでしょ~」と思っても、たとえばイベントの開始日当日だったり、千葉県民の日だったり、近隣の学校の振替休日だったりしてめちゃ混んでる、みたいなこともあるのです。
私が一番使うのはこのサイトです。http://www15.plala.or.jp/gcap/disney/
その4。待ち時間の潰し方は考えておくべし
特に初デートなんかのときは大事ですね……。ディズニーで別れることになる原因は、「待ち時間中が苦痛だった」がわりとある気がします。
私はもっぱら謎解きアプリとかクイズサイトで時間を潰しています。
隠れミッキー探しも良いのですが、ヒントすらないのでわりと途方に暮れます。(Todayと土産袋は場所も有限だしほぼ確実にあるのでその点でもオススメです。
待機列の小物やバックグラウンドストーリーから話を膨らませるのもありですね。
その5。お土産は早めに買ってロッカーinもひとつの手!
終演間際のお土産屋さんの混雑っぷり、やばいです。やばいです。やばいです。
なので早めに買って、パーク内や舞浜駅のロッカーに入れておくのもありだと思います。再入場スタンプもなんとなく楽しいですし。
お土産を早めに入手するとつまりお土産袋もゲットできるので、待ち時間の隠れミッキー探しにも使えますよ!
ということで、突然のディズニー話でした。
途中で力尽きちゃってごめんなさい!!!!!!!!!!寝ます!!!!!!!!!!!!!(現在1:51)
追記。水飲み場の話するの忘れてた……エリアごとに特徴があって面白いよと言う話です……
2019/04/17 15:52追記。
子どもにおすすめのアリエルプレイグラウンドとかバケパとかホテルとかの話も全然してない…………
2019年の抱負の話。
老いるということは何と残酷なことなのだろうかと、薫は思わずにはいられない。教養深くたしなみのある女性でさえ、妬心をあらわにし、相手への批判や愚痴ばかり口にするようになる。老いるということは、もしかすると死よりもつらい業なのかもしれない。
あけましておめでとうございます。
年末年始は、友人宅で肉を焼いたりもつを鍋にしたりしながらハリポタシリーズを一気見していました。初詣はまだ行っていません。ガチャ運は今のところ微妙です。
ということで、少年サンデーがお休みの今回は、新年の抱負でもさくっと掲げて終わろうかと思います。
抱負その1:同人誌を出す
もうイベントに申し込んじゃっているので、出すしかないとはいえ……。
コピー本ではなく、ちゃんと印刷所に出してみたいです。
今のところ、申し込んでるイベントはコピー本になる可能性が高くて悲しい。なんでわたしは文章が下手くそなんだろう、と涙涙の日々です。
抱負その2:結婚する
わたしひとりではどうしようもない抱負です。知ってます。愛されたいですね、えぇ。
抱負その3:紅茶をもっと楽しむ
昨年、ついについに「茶葉を農園で選んで買う」ことをしてしまいまして。今年はもっともっと、紅茶ひとつひとつを楽しんでいきたいなと思います。
あとアフタヌーンティーももっともっと行きたいです。月1でアフタヌーンティーしたいです。幸せを享受したい。
こんなところですかね……。
昨年の特に後半は、「外に出る、人と会う」(友人に言わせると『友活』)をモットーに掲げて、わたしにしてはかなり活動的に過ごしいていたのですが、わりと瀕死の状態になってしまってクリスマス以後はひたすら家から出ずにぼっち充をすることで帳尻を合わせることになってしまいました。
今年はそんなことのないように、適度に活動的に、適度にぼっちで過ごせると良いなと願います。
あっあと京都に帰るのと仙台に行くのと、ユニバのコナンコラボをやるのも目標です。お金が欲しいですね。ではまた来週。
ファンタビ2の話
しばらくしてハリーが言った。
「グリンデルバルドは、ヴォルデモートが杖を追うのを阻止しようとしました。グリンデルバルドは、嘘をついたのです。つまり、あの杖を持ったことはない、というふりをしました」
ダンブルドアは、膝に目を落として頷いた。曲がった鼻に、涙がまだ光っていた。
「風の便りに、孤独なヌルメンガードの独房で、あの者が後年、悔悟の念を示していたと聴いた。(省略)ヴォルデモートに嘘をついたのは、償いをしようとしたからであろう……ヴォルデモートが秘宝を手に入れるのを、阻止しようとしたのであろう……」
「……それとも、先生の墓を暴くのを阻止しようとしたのでは?」
ハリーが思ったままを言うと、ダンブルドアは目を拭った。
『ハリー・ポッターと死の秘宝(下)』より
ということで、本日、ファンタビ2の3度目の観賞を終えました。字幕→字幕→吹替、の順でした。
とりあえず思うところをとりとめのないままに書き残しておこうと思います。まとまりはないです。思うままに書いてます。台詞もわりとうろ覚えです。
あとネタバレしかないです。ご注意ください。
……意地でもFB2って言いますよ。邦題なんてなかったんや。
ニュートについて
ニュートとティナがくっつくことが確定していることが本当に救い。本当に。
ジェイクイがロンドンへ訪ねて来た時に「ティナは?」て訊くのとか、トランクにティナの記事の切り抜きを貼ってるのとか、可愛いよね、好きじゃん、それ恋じゃん。んでもって手紙ではちょっと暴言吐いちゃうのも恋じゃん、ティナの気を引きたいやつじゃん、おまえは思春期か!
兄のテセウスとその恋人のリタに関してはどういう気持ちでいたのだろうか、って思うけど、「君は真ん中頭だから」とか「幸せにならないで!」とか、いやもうそれ恋でしょ??好きでしょ????トリコでしょ????
ロンドンを経つ前に、「ティナになんて声をかけよう?」ってジェイコブに相談するのも可愛い。
「君の瞳はサラマンダー」、ニュートにとっては最大の褒め言葉なんだろうね……ニュートらしいね……。でもそれを全否定して「君に会いたかった、とかそう言え」ってちゃんとアドバイスしてくれるジェイコブ、良い男。
だからパリのカフェで突然クイニーに対する想いを語り出すジェイコブの話をちゃんと聞いてあげてねニュート。ジェイコブがかわいそうだよ。
どさくさに紛れて(?)ティナのこと「美人だ」って言ってるけどいやそれ本人にそのまま伝えよう!?!?
物語の冒頭、テセウスに「どちら側に立つか、誰もが選択を迫られる」と問われ、闇祓いへの勧誘を断った上に「どちらにも立たない」と答えていたニュートが、物語の終わりでは魔法省側(反グリンデルバルド側)に立つことを選択している。
その理由はもちろん、グリンデルバルドの思想に共感できないから、というのもあるだろうけれど、もしかしてもしかするとティナの新しい恋人が闇祓いなの気にしてたりする??もしかして??なぁにそれ可愛いね????(ニューティナは良いぞ)
ニュートの家で、ベビーニフラーがスローで吹っ飛んでいくところのニュートのぽかん顔がとても好きです。
パリで、ユスフに対して「ティナ・ゴールドスタインって知ってる?魔法省の闇祓いなんだけど、最近行方不明で、いやーこのまま行方不明なら魔法省に捜索願出さないとなあー」って誘導尋問するニュート、案外やり手ですよねえ……。
あと学生ニュートの役者さんめっちゃうまくない!?あれめっちゃ学生ニュートだったね!?エディの若い頃みたいだったね!?すごいね!?!?
ダンブルドアがニュートについて「君は権力も名声も求めない、正しさのために犠牲も厭わない(から、グリンデルバルドと戦える)」と語っているんだけど、さてここで『死の秘宝』でのダンブルドアの台詞を振り返ってみましょう。
「ハリーよ、権力を持つのに最もふさわしい者は、それを一度も求めたことのない者なのじゃ。きみのように、やむなく指揮を執り、そうせねばならぬために権威の衣を着る者は、自らが驚くほど見事にその衣を着こなすのじゃ」
これはまさか、もしかすると、ニュートの敏腕っぷりを見ての言葉なのでは……?
ついでに言うと、「犠牲を厭わない」部分、ハリーが他のみんなのために自らの死に向かっていったのと共通するんですよね。なるほどね??
ティナについて
ティナの心情や行動について、FB2ではあんまり触れられてなかったと思う。
クイニーとジェイコブの交際に反対してたこと。魔法省に秘密で、クリーデンスを探すためにひとりでパリへ行ったこと。ニュートの婚約報道にショックを受け、今は闇祓いのアキレス・トリバーと交際してること。そのくらいかな……。
クイニーがパリに来ていることを、ティナがどのタイミングで知ったかは描写されてないと思うんだけど、グリンデルバルドの演説後に彼の元へ進んでしまうクイニーを見て「クイニー!」って叫んでるよね……。
ティナは賢い人なので、その行動の理由のひとつが「ジェイコブとの交際に反対していたから」ということにも気が付いてしまうよね。クイニーとジェイコブの交際に反対していたのは、「これ以上家族を失いたくない」という気持ちがどうしてもあるからで、決してジェイコブのことを認めていない、とかではない。ふたりの交際がばれたらクイニーは捕まってしまう。たったひとりの家族を、ティナは失ってしまう。それが怖くて、悲しくて、反対してた。なのに、そのせいで、彼女は結局自分の元から離れていってしまった。よりによってグリンデルバルドの手を取ってしまった。つらい。つらいよ……。ニューティナがくっつくという確定された未来だけが救いだよ本当に……。
ところで、下水道でニュートに会った時は「ニュート!」って呼びかけるのに、フラメルの家では「スキャマンダーさん(Mr.スキャマンダー)」って呼ぶの可愛いよね、ツンデレさんだね、可愛いね。
ニュートが「君の瞳はまるで……まるで……s……いやでもこれは言っちゃだめなやつで……」って言い淀んでる時に、「サラマンダー?」って理解しちゃうティナ可愛いね。以心伝心だね。はやく結婚して??
ジェイコブについて
ニュートの家に来襲した時の違和感ばりばりすぎて笑う、テンションが高すぎるぞwwww
「なんでもひとりで決めるな。君を愛してる。だから君に無茶をさせられない」とか、ニュートに対するティナへの台詞のアドバイスとか、フラメル宅でトランクから出てこないニュートに対して「ティナが寂しがってるからはやく戻ってこい!」って声をかけるのとか、ジェイコブちょっと良い男すぎません????そんなんクイニーも惚れるわ、そりゃそうだわ。
パリについて、トランクを置いて魔法でティナの行方を追うニュートに対して「えっトランク置いていいの!?」って顔するジェイコブ、好き。
グリンデルバルドの青い炎の中に入っていくクイニーを見るジェイコブ、「行かないでくれ」という気持ちと、「死なないでくれ」という気持ちが相まってて本当につらそうな表情をしてるのが観てるこっちもつらい……。行かないでほしいけど、かといって炎に焼かれるのも嫌だ、でも炎に焼かれないということはグリンデルバルドに心から魅了されていることを意味するし、うぅつらい……。
クイニーについて
愛する人が出来た。その人と結婚したいと、家庭を持ちたいと思った。誰もがそう願い、実現していくように、私もそうしたい、と思った。それは全部、悪い望みではないのに。
唯一の肉親の姉から反対され、愛する人も自分を「crazy」だと言う。(実際には言ってないんだけど)
そりゃあね……「自由に愛せる世界」を作ってくれるグリンデルバルドについていってしまうよ……。
ふたりのロンドンでの喧嘩のシーンでクイニーは言う。「私が勇気出さないとどうしようもないじゃない、あなたが臆病だから!」
「君を愛しているから、君を犯罪者にしたくない、監獄になんて入れなくない」というジェイコブの気持ちが本心から発せられた言葉であることに、クイニーが気が付かないわけがない。だけど、それだけで彼を「臆病」だとクイニーが罵るだろうか?
アメリカでは結婚できなくても、交際できなくても、アメリカより進んでいるロンドンなら出来るかもしれない、もしくはもっと他の国ならあるいは、という話を、きっとクイニーはジェイコブにしていたのだろう。「そんなことしたら君が捕まってしまう」と言うジェイコブに対して、「アメリカではそうだけど、他の国ならきっと」と。
だけど、ジェイコブはわからなかった。そもそもノーマジの彼は魔法界を知らない(最後のホグワーツのシーンでも、彼にはホグワーツが見えていない)し、まして他国の魔法界のことなんてわかるはずもない。「本当にクイニーの言うとおりなのか?」と不安にもなるだろう。NYでパン屋として成功しているのに、他の国に行くことに対しての不安もあっただろう。
クイニーはその不安もわかってしまう、読めてしまう。
だから、つい彼を「臆病」と罵った。そしてジェイコブは、そこまでして無茶を犯し結婚したがる(だって結婚しなくてもひそかに付き合い続けることは出来るのだもの)彼女を「crazy」だと「思った」。
「口に出した言葉か、心に留めた言葉か」というジェイコブ(や、私たち)にとって重要な問題は、生まれつき人の心が読めるクイニーにとっては重要な問題ではない。だって、わかってしまうもの。口に出さなくても、心の中でどう思ったかがわかってしまう。
ジェイコブは「言ってないのに!」と嘆く。彼にとって、口に出さなかった言葉は「存在しない」言葉だから。私たちにとってもそうであるように。でもクイニーにとってそこは重要じゃない。「思った」時点でその言葉が存在してしまう。
唯一の肉親とは喧嘩している。その理由である愛する人さえも自分を拒絶する。 パリまではるばる会いに行ったのに、姉の居場所もわからない。街中で彼の声が聴こえるも、見失ってしまう。そしてついに、彼は言う。「思う」のではなく、「言う」。「crazy」と言う。
そりゃ……グリンデルバルドについていくよね……クイニーの居場所だった「姉の傍」「愛する人の傍」はどちらももう自分の居場所ではなくて、自分を許容してくれるのはグリンデルバルドだけって状態だもの、そりゃ……そうなんだけど……。
FB1の、ふたりの別れのシーン。FB2の、ロンドンで喧嘩をするシーン。パリで、ふたりが出会えないシーン。どれもこれも雨が降ってるのが本当につらい。ふたりの未来が晴れていてほしい。ここまで露骨に「ジェイクイの別れ=雨」を描写するのは、後のふたりの未来が晴れるための布石だと思いたい、思いたいよ……頼むよJKR……。
クイニーとジェイコブがニュートを訪ねて、クイニーが「私たち結婚するの!
って言うところ、クイニーちゃんと笑えてないっていうかなんか不自然に笑ってるよね……うぅ……。
ところでクイニーのチェック柄のワンピース、素敵だなーって思ってたんだけど、「クイニーはきっとチェック柄が好き!」って発案したの、クイニー役のアリソンなんですね……アリソン、クイニーのことを「desire」の人間だと表現してるし、素敵だ……。
ダンブルドアについて
ジュード・ロウブルドア良すぎじゃないですか??お付き合いさせていただきたい。
「ダンブルドア家の者が窮地に陥った時、不死鳥が現れる」らしいけど、HPのフォークスは一体いつアルバスの前に現れたのかしら……彼の窮地っていつだろう、少なくともFB2までの彼の傍に不死鳥はいないよね?描写されてないだけ?
ニュートにパリ行きを頼む時、一度「やっぱ嫌だよね、自分でも嫌だもん。じゃあこの提案はなしってことで」って去った後、結局ニュートにフラメルの住所を託しているけれど、この「一度引いてみる」の、グリンデルバルドがクイニーにやったのと同じ手法ですよね……。
そしてグリンデルバルドの「ピースは与えたのであとは彼自身がここへ来るのを待つだけ。彼が自分の意思でここに来ることが大事だ」て行動も、ハリーを自ら「死なせる」ためにダンブルドアが仕掛けたそれと同じですよね……。HP時間軸のダンブルドア、自分がグリンデルバルドと同じことをしているって気付いてたんだろうな……つら……。
ダンブルドアの授業中にトラバース達が乱入してくるシーン、「マクラーゲン」とか「トラバース」とか「マクゴナガル」とか、「お!」ってなる名前がいろいろ出て来るんだけど、なんでテセウスにだけ「君は行くな」って言ったんだろう……?なぜ?
同じシーンでトラバースが「行く先々でニュートが守ってる」って言ってて、吹替だと「行く先々でクリーデンスをニュートが守ってる」ってなってたけど、「行く先々」ではないよね、クリーデンスを守ったのはNYでの一件だけだよね。
ここ、字幕だとちょっと曖昧で、「行く先々で(グリンデルバルドが利用するだろうオブスキュラスを)守ってる」とも解釈できるような感じなんだけど、こっちのほうがしっくりくる。サンダーバードの情報をニュートに流したように、なんらかの形でアフリカのオブスキュリアスの女の子についても(そうとは言わなかったのかもしれないけど)ニュートに伝えていたのではなかろうか?
グリンデルバルドがオブスキュラスを利用するのって、いつどこでどう周知になったんだろう?
FB1公開後、「アリアナってオブスキュリアル……」って話題になったし公式もそれを認めてたはずなんだけど、アルバスと兄弟同然だった当時のグリンデルバルドは既にオブスキュラスの力を理解していて、グリンデルバルドにとって「それ」が必要で、だからアルバスと自分の旅にアリアナを連れていこうとしてた……?
あれなんかもうこれグリンデルバルドの話になってない?
グリンデルバルドについて
とりあえずジョニデルバルドに違和感がまだある。ジョニデってあんまり身長ないのかしら……?あとカラコンはちょっとないなって思ってしまう。グリンデルバルドの二面性を表しているらしいんだけど、そういう厨二的な部分はヴォルデモートにこそふさわしいものであって、グリンデルバルドはもっと「理性的」であってほしかった。
とはいえ、とはいえ!最初の逃亡シーンはかっこよすぎる。アバナシーがニワトコの杖を取り出した時点で「ん!?!?」ってなって、その後はもうかっこよすぎる、素敵だ……。
スピールマンと杖を海に落としたあと、グリンデルバルドが拳をグッてして、その後にスピールマンが杖を掴むシーンがあるんだけど、あの拳をグッてするのは一体なに……?
パリでの拠点はテキトーに襲ったのだろうか?
FB1の時点で、グリンデルバルドは未来視みたいな力を持ってると思ってたけど、未来視はあの髑髏の力であって彼自身の力ではないのかな?わかんないね。
「血の誓い」で出て来るあの、お土産やさんに売ってて中学生男子が買いたがるようなあのキーホルダーみたいなの、あれってひとつしか出ないの?それなら、ダンブルドアに内緒で壊して不意打ちで倒せば良くない?でも二人で誓ってるのにひとつしか出てこないのは不平等だよなーと思うので、やっぱりふたつあって、ダンブルドアの持ってるのはもう壊しちゃってる、とか……?
もしくは、ひとつの誓いにつきひとつしかキーホルダーは出て来なくて、それを二人でどこかに隠してた……?で、それを、グリンデルバルドが回収してた……?うーん、わからない。
自分に杖を向けるクイニーに対して、「君は傷付いている。こちら側につけば、自由に愛せる世界を作れる」と包容力を見せ、口説くの、本当に上手い、本当に口が上手い……。そしてそれに応えないクイニーに「この家から出て行くと良い」って引く姿勢も強すぎる、強すぎるよ……。これでクイニーに敵意むき出しにしてくる相手なら、クイニーも彼の手を取ることはなかったろうに、自分の気持ちをわかってくれて、自分の望む世界を作ってくれるかもしれなくて、そして自分を逃がす寛容さもあって、ってそりゃ魅力的に見えますよ……。ヴォルデモートも「自分を魅力的に魅せる」ことに長けていたけれど、グリンデルバルドの比じゃないよね。ヴォルデモートはあくまで「自分が一番強い」ことに拘っていたし、それが全ての原動力だったし、きっとクイニーがヴォルデモートと相対したらそんな心を見透かして「その言葉は嘘ね」とわかっただろうに、グリンデルバルドは根底にちゃんと思想があるのでクイニーも揺らぐよ……。
演説の時、「あくまで敵はマグルじゃない。彼らの『傲慢さ』が敵なのだ」って言うのも上手いし、なによりも、「闇祓いに仲間を殺された。我々は自由に生きたいだけなのに、悪いことはしていないのに、彼らは仲間を殺す。それに対して、皆が怒り、復讐を求めるのも当然だ」って、演説に集まった自分の信奉者が闇祓いに杖を向けるよう仕掛ける言葉も上手すぎる。そして自分の信奉者が闇祓いに勝てないこともわかっていて、闇祓いが自己防衛のために自分の信奉者を殺すその場面を多くの人たちに見せつける、ところまで読んでるのも強い。
ただ、そこまで上手にやっているのに、青い炎のドラゴンを暴れさせたのは何故?あれがパリ市内で暴れたら、「グリンデルバルド=悪」ってより多くの人が思ってしまわない?それとも単にあれは、逃げる時間を稼ぐためのものだったのか?というかそうな気がしてきた。
グリンデルバルドの演劇の前に、そこに乗り込んだニュートが「罠だったんだ。家系図も、クイニーも」って言うんだけど、家系図はともかく(アバナシーたちが細工してるシーンが描写されているし)、クイニーが罠ってどういうこと?って思ってたのですが、もしかして、パリから届いてるティナの手紙がそもそもグリンデルバルドの偽造だった可能性……?
ティナ、魔法省とは別に単独行動をしていたみたいなので、その状態なのに、自分の居場所がばれるような手紙を送るかなあ?しかもクイニーと喧嘩してるのに?(妹想いの描写かもしれないけどさ……)
と、思うと、あの手紙がそもそも偽物のような気がする。雨の中で、偶然グリンデルバルドと「深い仲」の彼女(名前出てたっけ、忘れちゃった)がクイニーに声をかけた、とは考えづらいし、元々クイニー(や、彼女の心を読む力)が欲しくて、彼女がパリに来るよう仕向けた……?
あと不思議なのは、グリンデルバルドが「死の秘宝」に関して何も触れないこと。アリアナの力を目の当たりにして、「死の秘宝」よりもそちらが有用だと思ったからそれに対する執着がなくなった?でもニワトコの杖は持ってるんだよね……。
ところでFB1を観た後、「誰を守るための法なのか?」の台詞に魅了された私は、以下のように言っているわけですが。
そもそもクリーデンス死んでないでーすwwwwなので、まぁ、うん……。
でもやっぱりグリンデルバルドの愛は信じたいよ、彼の最期の行動は、冒頭で引用したように「かつての友であるアルバスの墓を暴かれるのを阻止したかった」からだって思っているもの。
クリーデンスとナギニについて
クリーデンス、君はグリンデルバルドについてどういう感情を抱いているんだい……?
FB1で裏切られ、暴走して、でもFB2では自分の素性を知っているだろう彼に答えを求める。うーん、わからない。正直、ナギニの言う「素性がなに!?あなたはあなたよ!」が説得力ありすぎる。ナギニ自身、「自己」について悩んでいるだろうので……。
FB2最大の衝撃である、「クリーデンス=アウレリウス・ダンブルドア(アルバスの弟)」というグリンデルバルドの発言。正直だいぶ疑ってかかっている。というか疑うしか出来ない、あの不死鳥もグリンデルバルドの作り出した幻影なんじゃないの?としか思えない。
というのも、HP時空のアルバスやアバーフォース、リータが語るダンブルドア家の話では一切アウレリウスの名前は出てこないし、アルバス母はわりと早くに亡くなってるし父親も獄中死だし腹違い・種違い説も説得力がなさそう……。
グリンデルバルドが、クリーデンス(というかオブスキュラス)の力を利用するためについた嘘、としか思えないですよね。「原題にある『グリンデルバルドの罪』とは、彼がクリーデンスに嘘をついたことではないか」と考察している人がいたけど、わりとだいぶそれに賛成。たしかに『グリンデルバルドの罪』がどれだったか、というと、逃亡したこと・拠点にするために夫婦と赤子を殺したことくらいしか『罪』っぽいことがない。強いていうなら、あの戦争の未来視自体が『嘘』である、ことかなぁ?
ところで最後のホグワーツのシーン、ナギニがいるんですけど、えっもしかしてダンブルドアって、「ヴォルデモートの傍にいるナギニという大蛇=元々は人」って知ってたの?嘘でしょ?知ってて、あれを倒さないとヴォルデモートを倒せない、と言っていたの?いやそうなんだけどそのとおりなんだけど、「人」って知ってたんだ……そうか……。わりとショッキングな事実でした。ナギニが人だったという、予告段階でわかっていたショックよりもショックでした。
ユスフ・カーマについて
不幸だな、と思う。母は連れ去られ、連れ去られたその先で死に、父も死に、自分に残されたものは「コーヴァスを殺せ」という使命だけ。不幸、つらい。
だけど彼、本質は良い人だなと思わせられるところがあって、グリンデルバルドの炎から咄嗟にナギニを守ってるんですよね……。最後のホグワーツのシーンで、ナギニがコートを肩に羽織ってるんだけど、それも元はユスフの着ていたもので、つまりナギニにコートを貸しているんだよね……好き……。
ユスフについて、正直今回の話で全て語られてしまったような気もするけど、この後にも出て来てくれると嬉しいなあ。
テセウスとリタについて
リタ、ずるい。君はずるい。冒頭、魔法省を訪れるニュートに対して「テセウス、あなたと一緒にいたいのよ。私もね」って言うのもずるんだけど、何より、グリンデルバルドに呪文をぶつけに行く直前、テセウスとニュートを見て「愛してる」って言うのがずるすぎる。どちらに向けて言った台詞なのかわからない(カメラは、テセウス→戦うリタ→ニュート→リタ「愛してる」→テセウスを中心にニュートも映る)。ずるい。テセウスの気持ちを考えるとつらすぎる。
FB1の時点でリタの名前は出ていて、「彼女は奪う人」だとニュートは心で語っていたけれど、その辺の詳細は出てこなかったよなぁ……。もっとリタとニュート、テセウスについて語られるものだと思っていた。
リタに関して、これ以上の掘り下げってあるのかしら。なさそうな雰囲気も感じるんだけど……。FB1であれだけ意味深にしておいてまさかこれで終わられてもちょっと不完全燃焼感ある……。
タイコ・ドドナスの書について
って、なんだよ!?!?
『吟遊詩人ビードルの物語』みたいに、魔法界に伝わる言い伝え、っていうのはわかったけど、むしろそれしかわからない。
「追放されし息子。嘆く娘。復讐者が水中より舞い戻る」
ユスフは、息子=コーヴァス、娘=リタ、復讐者=自分、と解釈していたけれど、ユスフ自身水中から舞い戻ってないやん……?
「水中から舞い戻る」という表現は、クリーデンスを指してるのかなと思う。クリーデンス=アウレリウスとすると、「嘆く娘」はアリアナ、「追放されし息子」は……誰だ?アルバスもアバーフォースも違うのでは?それとも、「追放されし息子」=コーヴァス、「嘆く娘」=リタ、「復讐者」=クリーデンス?
もしくは、冒頭の逃亡シーンから「水中から舞い戻る復讐者」がグリンデルバルドを指している?「追放されし息子」はコーヴァス、「嘆く娘」はリタ?でもその件でグリンデルバルドが「復讐者」になる意味がわからない……。
「追放されし息子」=コーヴァス、「嘆く娘」=リタ、「復讐者」=クリーデンス(アウレリウス)、がいちばんしっくりくる解釈だけど、それにしても意味はわからない……。あとコーヴァスは別に追放されてない、「逃がされた」だけだ。
「追放」という単語なら、ダームストラング校を放校処分になったグリンデルバルドにこそ当てはまるんだけど、その場合の「娘」と「復讐者」がわからない。というかグリンデルバルドの家族構成について情報がなさすぎて……。
あとありえるのは、海に沈んでいったと思われたコーヴァスが実は生きてて(水中から舞い戻って)、復讐者である説?でも家系図を見るにコーヴァスは死んでるし、それもなさそう。
結局、『タイコ・ドドナスの書』が一体なんなのかよくわからないので、答えは出ないのだけど。うーん。わからん。とにかく『タイコ・ドドナスの書』がFBシリーズのキーになるのは間違いないと思うんだけど……。
その他
移送中に犯罪者を逃がした場合って、責任はどこにあるんでしょう??
マクゴナガル先生は、ミネルバの親戚とかだよねえ?ミネルバはあの時代に生きてないよねえ??
他にも言いたいことがあったような気がするけどとりあえずここまで……。
思い出したら追記しよう。